どこ(病院・鍼灸治療院・接骨院・整体院)へ行っても改善しない!と「あきらめ」てしまっている方
なぜ、お腹を緩めると姿勢が改善するのか?
初めまして!観光町皆川整体院の皆川です。
HPにご興味をもっていただき、有り難うございます!!!!
自院にたどり着いたということは、皆様、様々な症状で悩まれているかと思います。
・腰の痛みが酷い
・机に座っている(車の運転中)だけで腰が痺れてくる
・歩いているだけで腰が痛くなり、運動する気も起きない
・背中や肩が張って気持ち悪い
・首の付け根が固くて肩凝りが慢性的になっている
・慢性的な頭痛に悩まされている
このような症状に当てはまる方は、お腹の筋肉(内臓等)が固くなり、筋肉や内臓の血流が悪くなっているために姿勢も悪くなってしまっている可能性があります。巷では「骨格が歪んでいる」、「骨盤が歪んでいる」と言われています。それもそうですが皆様にはあと一歩踏み込んで、その歪んでしまう原因を考えて欲しいのです。これを考えることがとても大事です。
長文ですが大事な事なので必ずお読みください。
- 『腰痛の主な原因』
- 原因はいろいろとあるのですが、ここではお腹(内臓)からの視点で話します。「なぜお腹から?腰が悪いから痛むのでは?」と思われますが、身体は複雑かつ簡潔です。簡潔には腰椎や仙骨、骨盤周辺の筋肉が歪んだまま硬直(固まる)してしまうこと。お腹の中のインナーマッスル(腸腰筋等)が固まってしまうこと、そして大腸や小腸といった内臓が固まってしまうことで腰痛が起こることがあります。さらには、肩凝りや頭痛等もここが原因の場合もあるのです。
なお、ここの説明ではお腹が硬いことを主体に話していますが、背骨の歪みや骨盤の歪みはもちろんのこと、意外なところからは「足首」や「頭蓋骨」、「首」が歪んでいることも原因になっていることもあるのです。身体はあらゆる部分と繋がっています。
- 『固めることしか知らない現代人』
- 今の現代社会はストレスに満ち溢れています。それに対応するために、身体を「固める(力を入れる)」という選択肢を取っています。そしてストレスに打ち勝とうとしています。なので、どうしても身体全身がカチコチに固まってしまいます。
「絶対、負けない!かかってこい!」と思っていないと、世間の荒波に負けてしまいそうになる。会社等でも上司や部下、また取引先の人間関係に悩まれている方も多いと思います。
そして家に帰れば、家族という狭い範囲の人間関係にも悩まれている方もいるのではないでしょうか?そのために、どうしても身体を固めるという無意識の防御反応とってしまっているのです。
- 『もう一つの選択肢、緩(ゆる)む』
- では、どうしたらいいか?という質問が浮かぶと思いますが、答えは最初に書いてあります。そう!緩めるのです。身体を緩める?ここで、少し説明していきます。
身体を動かすためには、筋肉を「反らす・縮める・捻じる」この3動作が連動して、走ったり、しゃがんだり、跳んだりします。その動作「反らす・縮める・捻じる」をするためには必ず筋肉を収縮させ力を溜めて、その力を開放させるために筋肉を緩ませることが必要なのです。いわばメリハリです。
しかし今の人たちは身体を固めてしまう傾向にあります。別の言い方をすると、力を溜め込み過ぎて開放できないのです。かけなくてもいい場所にまで力をためてしまうのです。しかも今日では、昔のロボットのように関節まで固めているのです。これでは、負担がかかってもしかたありませんよね?
誤解しないでいただきたいのは、「じゃあ、全身脱力すればいいの?」ということですが、違います。脱力は身体を弛(たる)ませること、緩(ゆる)ませることとは違うのです。弛ませてしまうと必要な時に“力が入らなくなる”のです。弛まないように力を入れる、言い換えると力の「中庸(バランス)」の問題です。ちなみに自分の施術も「元の位置に戻す=中庸(バランス)を取る」ことをしています。
- 『緩めると身体はどうなるの?』
- では、身体を緩めるとどのような効果があるか?まず、固まってしまった筋肉が柔らかくなることで血流の循環が良くなり、酸素が身体全身にいきわたります。それにより筋肉が正常(固める・緩まる)に動き、内臓の動きも良くなります。今までは余計な筋肉まで固めてしまっていたためぎこちなかった動きが、スムーズに動くようになるので姿勢も良くなり、アクティブな活動ができるようになります。また、身体と連動して心も柔軟になり、穏やかな考え方になることで集中力もつきますので、一石二鳥、三鳥にもなります。
- 『具体的には』
- ここでは「腰痛」という症状から説明いたします。何らかの原因で姿勢が悪くなり(ここでは物理現象として足を組むという視点で話します)①、お腹の筋肉(主には腸腰筋)が歪んだまま固まります②。そうすると腰部周辺の内臓(胃、肝臓、腎臓、大小腸)も一緒に歪んでしまうため、血流が不足し固まります③。そうなると身体のバランスを崩してしまい、体勢を何とか戻そうとして他の個所(例えば肩)の位置を変えて固定します④。ちなみに④が酷くなると肩凝り、頭痛が発症します。
なので、ここでの根本原因は「足を組むこと①」が原因になります。しかし、「なくて七癖」というくらい「癖」というのはなかなか改善しにくいものです。そのため、「身体に悪いから足組むのやめなさい」といっても難しいと思います。なので、次の原因「骨盤が歪む②」からアプローチするため「お腹」を緩めていく必要があるのです。お腹を緩めていくことで腰部周辺の筋肉や内臓が緩み、血流が改善し、自ずから足を組むという癖を徐々にしなくなっていきます。骨盤が整うと足を組めなくなりますが、筋肉が以前の習慣を覚えています。そこで、俗に言われている「元に戻ってしまう」とか、「痛みがぶり返す」という言葉が使われてしまうのです。
- 『三日坊主』
- ここからはこの「癖」を抜け出す方法をご紹介いたします。「三日坊主」という言葉ですが、人間の習慣というのは、三日、1週間、3週間、1ヶ月、3ヶ月…と3の倍数で習慣が定着します。正月初めに「今年こそは○○するぞ!」と意気込んでも大体3日で忘れます。
人間の脳は「心地いい」こと(ここでは施術して身体が楽になった)を覚えると、最初はやる気を出すのですが、3日後から「やっぱり今まで通り(施術前の身体)」と「安定」状態を求めます。「今まで通り」の姿勢、「今まで通り」の身体の使い方、「今まで通り」の生活...。「違和感を嫌うこと」がDNA情報に組み込まれているのです。これをホメオタシス機能といいます。ここで身体を改善していくための“コツ”ですが、この違和感に慣れることに「3」の倍数、3日ぐらいを基準に来院して頂き、その後1週間、2週間、1ヶ月…と徐々に期間を延ばしていきます。そうすると、今度は施術した身体の状態が「安定」した状態へと変化していくのです。
その状態ができたら、身体は改善していく方向へ向かうのです。
- 『自分が主体!!』
- ここからは、キツイことをいうかもしれません。というのは、あなたの身体は「誰が使っていますか?」ということ。
整体師の私ですか?
会社の上司や部下、同僚ですか?
一緒に住んでいる家族ですか?
隣のおじさんですか?
もう、答えは出ていますよね!そう、「自分自身」です。
なので、極論をいうと「自分が治す(自然治癒力)」が正解です。人間には治すことはできません。そのために神様が「自然治癒力」を私達人間に与えてくれたのですから。あくまでも私達にはその症状に対するサポートでしか対応することはできません。主体は「自分自身」です。自分が主体(癖を止める努力や生活習慣改善、身体を動かすことを心がける)です。
- 『自分で何とか出来ないところの再発見』
- 『自分が主体』という基本は忘れないこと。しかし人間という生き物は、身体が辛いと動けなくなります。やる気も気力も起きない。その状態を脱却するために整体師の必要性がでてくると考えています。悩んでひとりで悶々としていても何も解決しませんし、症状は悪化するばかりです。そういう症状の原因究明や対策方法(筋肉等に血流を流すこと、身体の使い方や生活習慣、心のケア等)はいろいろサポートさせていただきますが、あくまでも「サポート」です。
- 『最後に』
- いかがでしたか?身体の仕組みや脳の仕組み、身体の改善方法等、簡単ではございますがご理解いただけましたか?今回ご紹介させていただいたことは、最初は「難しい」と感じる方も多いと思います。
自分は「悩み事は解決されるためにある」と考えています。しかし、症状というのは何度も言いますが「複雑かつ簡潔」です。私もその現場に何度も立ち合い、悩んだ末に「えっ?これが原因!」という複雑なように見えて意外と簡単に改善することも多々あります。
なので、「もうどこへ行っても同じだから薬で散らしてごまかそう」みたいな「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と思わずに、共に解決策を見つけてみませんか?そういう「自分の身体を大事にするあなた」のサポートをさせて頂ければ幸いです。
そして最終的には、痛みが再発しない身体を手にいれませんか?
- 『自分が考える最終目標』
- 原因というのは外的ではなく内的にあります。外的要因は自分の内面を映した映像。それを理解したうえで日々の生活習慣(姿勢、身体の使い方、食事や思考の癖)を改善していくこと。船の舵取りを他の人に任せないで自分の足でしっかり歩むことです。
長文になりましたが、是非ともこの考え方を日常生活に取り入れてみてください。きっと、良い快適な生活が手に入ることでしょう。
最後まで読んで頂き有り難うございます。
皆様の健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
観光町皆川整体院 皆川 光彦