身体を感じる

こんにちは、皆川です。
皆様は「身体を感じる」ということをしているでしょうか?
私自身、妻の躁鬱病がきっかけでこの生業に従事することを決めました。
妻を通してですが、自分自身の身体の感じ方がとても重要なことと痛感しました。
当初は今まで感じたことのない感覚なのでビックリしました。

「え?そんなこと感じた事ない?」
とか、
「感じるなんて…、そんな意識したことないし~、普段の家事や仕事をこなしているだけで精一杯だよ。」
とか、
「痛いんだから、そんなことやってる暇じゃない!」

いろいろな意見はあると思います。

しかし、考えてみてください。

「痛くしたのは誰ですか?」

家にいる奥さん?旦那?お子様?姑?父親、母親?会社の上司?部下?取引先?
隣のおじさん?

そこで今回は、あまり聞きなれない「身体の感じ方」について説明していきます。

「身体の感じ方とは…」
まあ、一般的には馴染みがないとは思います。自分だってきっかけがあって考えるようになりました。

例えば、
「普段歩くときどちらの足を先に出す?」
「足が着地した時のはじめに地面に接触するのは何指?」
「マウスでクリックする時の今の自分の姿勢?」
「イスに座っているとき左右どちらのお尻が痛い?」
「PC画面を見ている時、眼のどこに力がはいっている?」

例をあげていたらきりがないのでこの辺りにしますが、要は、

「普段から自分の身体と会話していますか?」
ということです。

別の言い方をするのであれば

「身体の声を聞く」

ということです、普段からですよ。

「サザエ~、今月会社の接待で飲み会が続いてさ~、何かと物入りでさ~、ほら、アナゴ君やノリスケ君とも付き合い大事だろ?頼むよ~」

という某マスオさんみたいなことを奥様や旦那に対して

「肩凝りが酷いから揉んでくれ~」て、言っていませんか?

あ!ちなみにマスオさんが普段からサザエさんと会話(コミュニケーション)をしているから何だかんだ言って、次の日お財布に追加分入っているのですよ。

じゃあ、「マスオさんみたいに普段から奥様とコミュニケーションをとればいい!」

とか、

「肩凝り、腰痛を治すためにマッサージや整体があるのだから任せればいい!」

ということではなく、あくまでも、

「一番身近な人(自分自身)と、ちゃんと会話しているか?そのことに気が付いているか?」

ということです。

いつも頼っているわけにはいきません。奥様や旦那とは四六時中一緒にいるわけでもないし、自分達整体師とも長くて1~2時間の関わりしかないのです。

なのでちゃんと自分の身体の声を聞いて、会話してください。

普段から会話していると、その痛みから解ることがあります。

「いつ、どこで、誰が、何を、どうやって、何のために」

これが解ると、自然と痛みや姿勢が改善することもあるのです。

自分自身の施術の時も、患者さん自身の身体から痛みの原因を教えて頂いています。

身体がちゃんと答えを教えてくれるのです。

寒い冬の朝、眠くて眠くて布団に入っていたいのにトイレに行きたくなってしまった。

連れて行ってくれるのは誰ですか?

隣のおじさんですか?

そう、最後の最後に頼れるのは「自分自身」です。

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