肩凝り、首凝りの原因は肩だけではありません! もしかしたら、内臓の位置が正常ではないのかも・・・。

肩凝りの原因、姿勢はもちろんですが、身体の使い方も重要です。
頭の重みは一般的には女性で3~5kg、男性で6~8kgと言われています。ボーリングの玉を想像してください。それが頭です。ボーリングをするときに、玉を支えるフォームを思い出してください。どのようにしていますか?多分、こんな感じだと思います。(左図)

しかし、肩凝り、首凝りの場合は右図のようになっています。この状態で仮に揉んで改善したとし
ても首だけで頭を支えているので、同じような症状に戻ってしまうのです。

例えば、パソコンのマウスをクリックする時無意識に指先に力が入っていませんか?指先に力が入ることにより、本来はいらなければいけない箇所に力が入らず、別の個所の筋肉や骨で力をカバーするのです。そのために余分な個所に力が入り、それを補うためにまた違う場所がカバーする…、悪循環になってしまうのです。
又、画面を凝視していませんか?目の筋肉は肩の筋肉と連動しているため、目の筋肉が硬直するとそれを補うために首や肩の筋肉が働きます。そうすると、本来は使わなくてもよいところまで硬直してしまい、肩凝りや場合によっては頭痛の原因にもなるのです。

内臓の位置が正常でないと肩凝りが起こる?
今までお伝えしたことは、肩周辺の筋肉や骨格が正常の位置にないことや余分な個所に力みとなっていることが原因になっていることです。しかし、筋肉というのは筋膜という膜に包まれています。この膜は内臓も包んでいることをご存じですか?筋膜は全身に繋がっているのです。
例えば、胃の位置が下垂(胃下垂)していると、筋膜が首や肩に繋がっているので肩が痛いとか、肩が凝るという症状になることもあります。食べ過ぎの方に肩凝りが多いのも頷けます。
 骨盤が歪むと内臓が下がり、筋膜・筋肉が引っ張られます。それを補うために筋肉が硬直しその周辺の血流が悪くなるために肩凝りや腰痛が起こってしまうのです。

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